体質のコントロール

アレルギー体質の改善にはストレスなど精神的な面も重要だと言われていますが、そもそもなぜ、人によってアレルギー症状が出る人と出ない人があるのでしょうか?

アレルギー症状は免疫の過剰反応によるものですが、人間の体のメカニズムから言えば誰でもアレルギーを起こす可能性を持っているのです。
しかし、免疫の過剰反応が起こるのは外的な強いストレスによって、個人の遺伝情報が良くないものと過剰に判断して防御作用を起こすからで、その際には体内の血液や体液のPHが酸性になっていることが言われています。
つまりアレルギー症状を起こすとき、人は酸性体質になっているわけです。

もちろん体液が酸性化する原因は脂肪分の取りすぎ、繊維質の不足、不規則な食事もありますが、精神的なストレスも大きな要因として挙げられているのです。

実際、酸性体質の人はアレルギーのほかに、肩こり・頭痛・腰痛・鼻炎・便秘など多くの症状を持っているのも特徴で、どちらかと言えば消極的で、内向的、悲観主義なことが多いようです。
反対に弱アルカリ性体質の人は快食快便、慢性的な持病の無いことが多いそうです。また性格的にも積極的で行動的、楽観的思考になるようです。

このように体質と思考とはあながち関係が無いとはいえないようです。
食物アレルギーのある人は自分のアレルゲン(アレルギーを引き起こすもの)となる食材を食べたり、臭いをかいだだけで症状が起こります。
つまり無意識のうちに自分を守ろうとすることが免疫の過剰反応を起こし、自律神経に支障をきたしてしまうのです。またその逆に精神的なストレスが自律神経を刺激し、過剰反応を起きさせてしまうこともあるのです。
これは薬による体質の改善や患部の処置といったことも重要ですが、内面的な療養(ストレスをためない性質になる)ことも大切だと言うことです。

最近ではアレルギー体質の改善に、カイロプラクティックなどの自然治癒力を高めるプログラムも注目されています。

Oリング検査と言って自分自身のストレスとなるもの、またはアレルゲンを自分自身で確かめる方法があります。
まず、自分の指先で輪を作り、両手の指の輪をつないだ状態で軽く両手を引きながら、様々な自分のアレルゲンとなりそうなものを想像します。
このとき実際にそのことが自分自身にストレスを起こさせるものであるならば、つないだ指の輪は開かないそうです。逆に何でもないようなことであるときは指先は自然と開いて離れてしまうのです。

つまり自分にストレスを起こさせるものであると脳が認識したときは、無意識に体が硬直し、指先が硬くなってしまうのだそうです。
人間の心と体は本来環境に応じて柔軟に対応できるようにはなっていますが、ストレスを感じやすい人、ストレスをためやすい人は体内の免疫を過剰に反応させ、酸性体質に自ら導いてしまうようです。
その結果、アレルギーを起こしやすい体質へとなっているようにも思われます。
心身ともにコントロールし、アレルギーを起こしにくい体質へと保っていきたいものです。


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